JA上伊那とJA上伊那生活部会は11月30日、伊那市の長野県伊那文化会館で第28回女性まつり・家の光大会を開いた。部会員ら約600人が一堂に会し、今年度の活動発表や寸劇などを披露した。
同部会では今年、「♡(あい) があふれる 元気な地域を みんなの力で」を活動テーマに掲げ、班別懇談会で地元の農産物の大切さを改めて考え、災害時のなどのいざという時に使えるパッククッキングを学んだほか、旅行を通して親睦を深めた。
同部会の下島恭子部会長は開会にあたり「今年は同部会の活動テーマに添って、地域が元気になるような活動をした。この大会を仲間と存分に楽しみ、心をひとつにして生活部会の輪がますます広がってほしい」とあいさつした。
オープニングステージでは、部会員らが「ダンシング・ヒーロー ~女性まつりバージョン~」のダンスを披露。観客の手拍子や掛け声などで会場全体が盛り上がりながら幕を開けた。活動発表では、生活部会駒ケ根支所の部会長を務めた経験がある戸枝まゆみさんが、これまでの体験を通して今後取り組みたいことを発表。「仲間の輪を広げ、ともに学び合い、育てあい、助け合いながら今後も活動していきたい」と話した。また、JA青壮年部富県支部の松田大地支部長や第20期あぐりスクールの子供たちがこれまでの活動を発表した。
同部会の本部役員らは、「仲間とともに 元気な上伊那」と題して、童話「桃太郎」や「シンデレラ」などをモデルにした寸劇を披露。オレオレ詐欺や米の価格、調理実習を兼ねて学んだパッククッキングについて、役になりきり演じた。上伊那地域で役立つために、同部会で暮らしについて学ぶことや、仲間と協力することの重要性を伝えた。