「うんめえ漬け」人気のしょうゆ漬け 今年も販売始まる

JAあづみ
出荷作業をするプロジェクトメンバーら
出荷作業をするプロジェクトメンバーら

JAあづみ女性部西穂高支部の「牧大根プロジェクト」がつくる信州の伝統野菜「牧大根」の漬け物「うんめえ漬け(しょうゆ漬け)」の販売が12月6日から安曇野スイス村ハイジの里、ファミリーマートJAあづみ烏川店、穂高農産物直売所で始まった。
しょうゆ漬け(1袋200グラム)の丸漬けは12月中旬、ぬか漬けは来年の2月初旬頃の販売を予定している。各種ともに1袋税込み550円。
「うんめえ漬け」はしょうゆ漬けとぬか漬けの2種類があり、各種に「刻み」と1本丸ごと付けた「丸漬け」を展開。牧大根は穂高牧地区の特産で、肉質でパリパリとした食感が特徴。うんめえ漬けは例年2週間ほどで売り切れる人気商品だ。
12月3日、同プロジェクトメンバー10人がJA西穂高ふれあいセンターの加工所で出荷作業を行った。11月20日から漬け込んだ約90キロの牧大根をビニール袋に詰め、真空パックにして300袋を出荷した。しょうゆ漬けは、規格外品を生かし、いちょう切りに刻み、酢、薄口しょうゆ、するめ、昆布、ショウガ、砂糖、赤トウガラシと漬け込んでいる。原料はプロジェクト発足した当時のままで20年間味を守っている。今年は猛暑の影響で牧大根が小ぶりではあるものの、例年通り味の良い仕上がりになった。
メンバーの熊井悦子さんは「今年も味よし、食感よしの仕上がりになった。ぜひたくさんの人に味わってもらいたい」と話した。

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