ぶどう防寒対策など学ぶ ぶどう栽培振興プロジェクト

JA佐久浅間
防寒対策を実践する担当者
防寒対策を実践する担当者

JA佐久浅間は11月27日、JAぶどう栽培実証圃で荒剪定・防寒対策講習会を開き生産者40人が参加した。
ぶどう栽培振興プロジェクトが2021年に発足し管内のぶどう栽培が始まり4年が経過。今年は高温干ばつの影響で一部に粒肥大不足やシャインマスカットでは、黄化やかすり症の発生が見られた。今年度、ぶどう三姉妹の出荷量は722ケースで前年対比181%となった。
講習会では、積雪でぶどうの樹や棚が被害にあわないようにする荒剪定、仕上げ剪定と2段階で行った。また冬期間に凍害などから樹木を守るため、わら巻きで保護する方法を実演した。
JA営農経済部果樹振興センターの柳澤憂呂係は「主幹部に巻く稲わらは必ず乾いたものを使用し、5センチ以上の厚さで巻く。巻いた上部には雨水が入らないよう肥料の袋など温度が上がりにくい資材で覆うこと」と呼びかけた。
講習会後は会場を移し、今年の栽培を振り返りかん水対策や次年度病害虫防除暦を学んだ。

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