JA上伊那共済部は11月24日、「親子りんご狩り」を伊那市のりんごオーナー農園で開いた。管内の小学1年生とその家族を対象とし、今年は87組320人が参加した。訪れた親子は、リンゴ「ふじ」を協力して収穫し、楽しみながら農業に触れた。
JA共済の地域貢献活動の一環で、長年続く人気のイベント。家族でリンゴ狩りを楽しみながら地産地消への理解を深めてもらうことが目的だ。さまざまなことに興味を持ち始め自分で経験できるようになる小学1年生を対象に、楽しく収穫を体験してもらうことで農業を身近に感じてもらいたいと毎年開く。
参加者は収穫方法や注意点を教わった後、準備されたリンゴの木20本から、真っ赤に実ったリンゴを探し、袋いっぱいになるまで収穫した。参加した親子はどのリンゴを採るか相談し、脚立などを使いながら協力して収穫を楽しんだ。
伊那市の親子は「初めての収穫だったが、上手に採れて楽しかった。子どもにとっても、親にとってもいい経験になった」と笑顔を見せた。