老人保健施設すずたけへ農産物贈呈 上伊那の米とリンゴ味わって

JA上伊那
木下会長(右から2人目)目録を受け取る麻沼施設長(左から3人目)
木下会長(右から2人目)目録を受け取る麻沼施設長(左から3人目)

JA上伊那年金友の会は11月21日、伊那市美篶の老人保健施設すずたけへ上伊那産の農産物を贈呈した。福祉事業の充実を目的とした活動の一環。贈呈品は、10月7日に開かれた第24回年金友の会ゴルフ大会で集めたチャリティー募金で購入した。
同会は、同JAで年金を受給している人が組織し、会員人数は約1万9,000人と大規模な組織だ。ゴルフ大会の他にも、マレットゴルフ大会や文化講演会「生きがい教室」など、上伊那全体でイベントを開いている。
当日は、同会の木下隆人会長やJAの福澤一成常務理事ら4人が出席。木下会長から同施設の麻沼奈穂子施設長へ目録が手渡され、米「風さやか」90キロと、リンゴ「シナノゴールド」「サンふじ」をあわせて10キロほど贈呈した。
木下会長は「日頃から福祉事業に従事している方々へ、感謝の気持ちを込めて上伊那の農産物を贈呈させていただいた。快く受け取っていただければありがたい」と話した。麻沼施設長は「集まった募金を同施設のために使っていただき大変ありがたい。毎日食事を提供する施設には貴重な米で、約10日分の白米になる。今後、大事に提供させていただく」とお礼の言葉を述べた。

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