感謝の決め値を込めて供養 人形着物供養祭

JA信州諏訪
最後の別れを惜しむ参列者
最後の別れを惜しむ参列者

JA信州諏訪の子会社・あぐりライフ信州諏訪とJA葬祭は11月24日、人形着物供養祭を諏訪市のJA虹のホール諏訪湖で開いた。来場者は、長年愛用した品との別れを惜しんだ。
この日は、307人が人形や縫いぐるみなど7,004体と着物430枚を持ち込んだ。同市の善光寺の加藤聖麟住職が法要で供養。22人が参列し、最後のひと時を過ごした。
諏訪市の酒井多寿子さんは「母が作った人形を供養した。思い入れのあるものなので、このような機会を用意してもらいありがたい」と話した。
同社催事課出向の中山澄男課長は「本日供養する品は、それぞれの家庭で命を授かり、魂を宿して役割を終えた。最後の日になるが、感謝の気持ちを込めて供養してほしい」と話した。

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