坂城町立坂城小学校の5年生児童28人が10月下旬に、社会科見学でJAながのちくまライスセンターを訪れた。児童らは「わたしたちの生活と食糧生産」の授業で、主食である米や麦類の乾燥選別・保管について学ぶために同施設を見学。収穫された米穀類が同施設に運ばれ、乾燥・選別・荷造り・検査・出荷までの一連の流れや施設内の機械の役割の説明を受け、学びを深めた。児童らは実際に玄米に調整されたコシヒカリと風さやかを実際に手に取り、品種ごとの違いを学び「どの種類の米も全部一緒だと思ったら大きさなどが違ったのでびっくりした」と話した。説明を担当した営農技術員は「普段食べているお米はどのようにして出荷されているかを学び、地域農業に興味を持ってもらうきっかけとなれば嬉しいです」と話した。