組合員が盛り上げる収穫祭 手作りの餅で盛大に餅投げ復活

JAみなみ信州
餅投げをする女性部員ら
餅投げをする女性部員ら

JAみなみ信州管内では10月~11月にかけて各支所や直売所13会場でJA祭や収穫祭を開き、それぞれ工夫を凝らした催しで地域住民との交流を行った。今年度最終日程となる22日、同JA山本支所は収穫祭を開いた。同支所の収穫祭は組合員組織が祭りを盛り上げるのが特徴で、今年はコロナ禍でとりやめていた餅投げを再開。同JA役職員と女性部員が台に登り、女性部で手作りした切り餅で盛大に収穫祭を締めくくった。
同支所の収穫祭は同JA女性部山本支部による五平餅販売、同支部「山本産直朝市の会」による軽トラ市、同支部「たんぽぽ」による大正琴の演奏、同JA青年部山本支部・同JA養豚同志会による屋台、同支所野菜部会による越冬野菜販売、同地区農家組合長会による豚汁のふるまい、またこの日同時開催した同JA年金友の会のマレットゴルフ大会の表彰式も行うなど組合員が主体となった催しが多数。餅投げの餅は同支部女性部員が提供したもち米で部員らが餅をつき、5cm四方ほどにカットし1つ1つ袋に詰め500個以上を用意した。
同支部の柴田千恵子支部長は「支所や地域を元気にするために女性部でできることはないか考え餅投げと餅づくりを提案した。祭りを盛り上げることができ、皆さんに楽しんでいただけてうれしい」と話した。
朝陽くん(10)優晴くん(8)と親子で訪れた唐澤由香里さん(44)は「にぎやかなお祭りの中、子どもはおいしい屋台に大満足。餅投げではたくさんのお餅をいただけ、最後まで楽しめた」と笑顔で話した。
収穫祭後には収穫感謝祭を執り行い、毎年恒例の女性部によるおでんがふるまわれ、収穫の喜びを共有した。

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