花の魅力を知って 地元小学生がフラワーアレンジメントを楽しむ

JAみなみ信州
部員と一緒にアレンジメントを楽しむ児童
部員と一緒にアレンジメントを楽しむ児童

全農長野は13日、長野県花き専門委員会青年部部員4人が講師となり阿智村の阿智第一小学校3・4年生50人にフラワーアレンジメント体験を行った。子どもたちに長野県の花き栽培を知り花を身近に感じてもらいたいと県内で2会場目の開催。この日はJAみなみ信州、JA松本ハイランド、JA信州諏訪、JA上伊那の4JAを代表する花材でアレンジメントを行い、生産者が直接子どもたちに花きの楽しみ方や魅力を伝えた。
同部の三浦雄一部長が花き農家の仕事を説明し「花き栽培では天候や病害虫対策に苦労しているが、自分が育てた花が東京や大阪などでも結婚式やお祝い事で使われていることがうれしく、やりがいを感じている」ことや「大切に育てた花で皆さんにも楽しんでもらいたい」と伝えた。クイズ形式で長野県の花き栽培について説明を受けたあと、学んだばかりの長野県が生産量日本一のダリア、カーネーション、アルストルメリアなど6本でアレンジメントを行った。児童は自分で選んだ花材を10センチ四方のスポンジに挿し、部員らがサポートしながらダリアをメインに思い思いのアレンジを楽しんだ。体験した児童は「メインを引き立てるようにグリーンをどう使うかが難しかった」「長野県でこんなにきれいでたくさんの花がつくられていると知らなかった」など感想を話した。

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