JAみなみ信州青年部第1ブロック上郷班のメンバー7人は14日、飯田市上郷のおよそ8アールの圃場で上郷なかよし保育園年長園児とジャガイモの収穫作業を行った。同班では地域の遊休農地を活用した野菜づくりを行っており今年で9年目。収穫作業は同園園児と一緒に行っている。収穫したジャガイモは園児が家庭へ持ち帰るほか、同JA上郷支所で行う収穫祭で同部員がトルネードポテトにして販売する。
この日は園児らが手で堀り収穫する部分を2列残し、同班員がトラクターで掘り起こした。園児らが次々に収穫しコンテナに入れおよそ20kgのジャガイモが収穫できた。園児は班員が「ここを掘ってごらん」と教えた部分を夢中で堀り、ジャガイモを見つけると歓声を上げ作業を楽しんだ。
作業した三村茉里香ちゃん(5)は「お芋をお汁に入れて食べたい。いっぱいとれて楽しかった」と話した。
同班の岡島崇雅代表(39)は「園児たちの喜ぶ姿が見られてうれしい。子どもたちから元気をもらえる。それぞれ忙しい中だが、できる限り農地を耕し続け、交流も続けていきたい」と話した。