JA信州うえだ生活サポート課は11月15日、上田市のモルティしおだで「わくわく縁日~『家の光』『ちゃぐりん』の冬まつり~」を開催した。『家の光』『ちゃぐりん』を活用した子ども向けのゲームや工作・手芸、大人のための健康教室など、多彩な内容を用意し、家族連れや女性グループなどでにぎわった。
同課では昨年度から今年度にかけて、『家の光』創刊100周年を契機に、組合員および地域住民に向けて『家の光』『ちゃぐりん』『地上』3誌の知名度を上げ、実際に「活用できる雑誌」として認識してもらおうと、ワークショップを実施してきた。「野菜の袋栽培」や『家の光』の記事を活用した手芸や料理教室など5講座を9会場で開催。今回のイベントは、この取り組みの総括イベントと位置付けて企画した。
モルティしおだの2階では、家族連れで楽しめる縁日をコンセプトに、趣向を凝らしたゲームや、『ちゃぐりん』掲載の工作、『家の光』掲載の手芸やポリ袋調理体験を用意。一番人気は、厚紙で作った魚などの絵柄をプールの中から磁石で釣り上げる「つりゲーム」。釣り上げた絵柄に書かれた番号によって、職員が『ちゃぐりん』からクイズを出題。正解するとシールを1枚獲得でき、3枚揃えると賞品がもらえる。「磁石を近づけるのが難しかったけど、釣れるとすごくうれしかった」と子どもたち。クイズは食や農業に関わる問題で、親子で考えていた。ほかの体験も、親子で一緒に体験し、子どもたちの楽しそうな笑い声があふれた。
また3階では、「大人の健康講座」を開き、34名が参加。パーソナルトレーナージャパン株式会社代表取締役社長の枝光聖人氏が講師を務め、「お年頃からの『美姿勢』づくり~見た目も若返るカンタン習慣~」と題して講演した。「年齢とともに、どうしても筋肉は減っていく。日頃から維持することを意識しよう」と話し、日常生活の中でできる筋トレや、イスを使った筋トレ方法など紹介。実際に全員で体験し、参加者は「筋肉の低下は気になっていた。これからひとつでも毎日続けたい」と、やる気に満ちた笑顔で話していた。