JA信州うえだ生産資材課は11月21日、グリーンファーム中央店で第1回「ほうさくマスターClub」を開いた。家庭菜園者向けの講習会「グリーンファームカレッジ」も開催しているが、「ほうさくマスターClub」は市場出荷や直売所出荷を目指す人を対象とした年間5回の講習会。JA担当者は受講者の圃場に出向き、土地の条件や状態を確認し、受講者の希望や目標を話し合あったうえで、今後の営農方針についてアドバイスを行う。毎年、数人が実際に出荷者として活動を始めており、今年度は7人が受講している。
今回はJA全農長野東信事業所営農資材課の2人が講師を務め、「土壌・肥料の基礎知識と防除技術の基礎」と題し講義を行った。
参加者からは「家庭菜園では肥料を適当にやっていたが、土壌診断をして施肥の見直しから始めたい」「直売所出荷を目標に、良い作物が作れるようがんばりたい」と話した。
次回、2回目の講習会では「JAの出荷品目の紹介と直売所出荷の心得」について、営農技術員や直売所担当者が説明する予定だ。