販売額84億円

JA佐久浅間
あいさつする髙栁組合長
あいさつする髙栁組合長

JA佐久浅間野菜専門委員会は11月13日、小諸市の小諸グランドキャッスルホテルで野菜販売反省会議を開いた。高温や豪雨、降雹などの影響を受け厳しい情勢の中、2025年度の市場販売額が10月末時点で前年比91%の84億円となった。秋作は、猛暑の影響や後続産地の出荷が順調であり、キャベツを中心に販売に苦戦した。
取引市場11社をはじめ、委員やJA関係者ら約80人が出席。JA全農長野とJAが25年度の生産販売経過や品目別の販売状況を報告。次年度に向けた課題として、生産力の維持拡大や新品目の提案、適作型・適品種の導入、安全・安心対策、GAP(適正農業規範)の充実などが挙げられた。市場からは「より高品質な野菜を安定的に供給してほしい」などの要望があった。
同JAの髙栁利道組合長は「混迷の時代こそ新たな時代へのチャンスである。新たな課題に立ち向かい、解決していきたい。創意工夫と希望、元気を持ち、農家とJAが一丸となって取り組んでいこう」と呼び掛けた。

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