あんしんの里「楡」で地域住民と交流会

JAあづみ
施設で実際に行っている体操を利用者と行う参加者
施設で実際に行っている体操を利用者と行う参加者

JAあづみあんしんの里楡で15日、同広場内で施設利用者と地域住民の交流会を開き、家族連れや利用者など60人~70人が参加した。
あんしんの里「楡」は平成15年に開所。地域密着型の認知症対応型デイサービスとして地域住民に寄り添いながら本年で開所して22年目を迎える。交流会を通じ地域住民との親睦を深めながら、福祉の拠点としての認知を高めることを目的に開催し、夏祭りの代替企画として2年前から実施されている。
爽やかな秋空の下で同職員が利用者に対し、日頃から行っている手と腕を使った体操で、体を動かしたり童謡を元気に歌った。また縁日では車いすに座って行う「射的」や、機能訓練で使う糸巻きを活用した「お菓子釣り」など福祉の要素を取り入れた企画を多数行った。
同施設内で利用者が育てた野菜を使って具だくさんの豚汁も振舞われ、季節ならではの味わいを楽しんでいた。
家族で参加した1組は「普段できない体験をすることでき、良い経験になった。豚汁も美味しく有意義な時間を過ごせた」と話した。

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