ストック品評会72点が出揃う 穂高地区横澤さんが優秀賞

JAあづみ
ストックの草丈や形状を評価する審査員ら
ストックの草丈や形状を評価する審査員ら

JAあづみ花き専門委員会は11月上旬、安曇野市で第46回花き品評会ストック部門審査会を開いた。商品性の追求と栽培技術の向上を目的に、今年は管内の生産者から72点が出品された。審査員らが上位2点を選出し、優秀賞に穂高地区の横澤一弥さん、金賞に同地区の海川信義さんが受賞した。どちらも品種はアイアンホワイト。
審査では、草姿や形状、バランスなどの品種固有の特性、病害虫や生理障害の有無、芽かきや曲がりなどの栽培管理などの4項目を、松本農業農村支援センターやJA全農長野などの審査員4人が審査した。
昨年は花芽分化が遅れ開花していない圃場が見られたものの、今年は生育期の気温が低い日が続き、順調に花芽分化が進んだことから、昨年に比べ出品点数が増加した。
同センターの髙橋英昭課長は「播種の時期が高温で大変な中、日よけや水の管理に努め、品質を保っていて生産者の技術の高さを感じた。出品数も予定より上回り、部会としても前向きな姿勢を感じる」と全体の講評をした。
品評会の出品花きは、11月上旬に行われた大生活祭で一般公開した。受賞者には、来年の3月に行われる花き専門委員会総会時で表彰する予定だ。

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