JAあづみ豊科支所上川手地区は12日安曇野市豊科南穂高のビレッジ安曇野でそば打ち体験試食会を初開催し、同地区の組合員14人が参加した。
同支所運営委員会で組合員からの要望をうけたことにより開催に至り、1支所1協同活動として位置づけられている。講師には同支所組合員と繋がりのあった信州そば道場の田中崇喜さん、小岩井啓一さん、山本重成さんの3名を招いた。
松本市奈川で採れたそば粉を使用しており、香り豊かで素朴ながらしっかりとした味わいが特徴だ。
冒頭で講師らがそば打ちをする際のポイントを工程ごとに参加者に披露。田中さんは「水回しの際の水分量に配慮して楽しくそばを打つことを心がけてほしい」と呼び掛けた。
参加者は2人1組のグループに分かれ、慣れない作業に苦戦しながらも講師のアドバイスを受けながら完成させ、作ったそばをその場で味わった。
参加者は「どの工程も難しかったが自分の手で作業して完成させたそばは風味がよく、より一層美味しく感じた。」と笑顔で話した。
小穴俊宏支所長は「初めての開催で参加いただいた方々が楽しそうにそば打ちをし、自作のそばをおいしそうに食べている姿を見ると企画してよかった」と話した。