三郷地域で「ほうれん草祭り」 無料で収穫体験に組合員や地域住民が笑顔

JAあづみ
ほうれん草を収穫する組合員ら
ほうれん草を収穫する組合員ら

JAあづみ三郷支所は11月1日、三郷地域営農センター内の圃場で、「温地区第1回ほうれん草祭り」を開催した。約4アールの圃場に育ったほうれん草を無料で組合員や地域住民に提供。来場者は自らで収穫し、袋いっぱいに詰めて会場は盛況となった。
同祭りは、組合員や地域住民に喜んでもらい、JAのアピールに繋げようと、三郷小倉地区で計8回開催している人気イベント。小倉地区は10月25日に開催し、来場者は100人を超えた。小倉地区が盛況で組合員に喜ばれていることから、今回の温地区での開催が決まった。
温地区が開催した圃場は、これまでJAの直売所「ふる里市」で販売するための玉ねぎを栽培していたが、今年はほうれん草と二本立てで取り組んだ。10月中旬に、女性部長や総代会長、農業委員会の部会長らで構成される温運営委員会らが定植し、三郷支所の職員が肥料や農薬などの管理を行ってきた。
来場者は80人を超え、鎌や包丁を手に自ら収穫し、袋いっぱいにほうれん草を詰め込むなど、収穫の喜びを味わった。収穫したほうれん草は「おひたしやお肉と炒めていただきたい」と話した。
三郷支所の宮澤英樹所長は「ほうれん草の出来がよく、来場者に喜ばれて嬉しい。今後もこの活動を続けていきたい」と話した。

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