JA信州諏訪女性部富士見町ブロックは11月12日、富士見町のJA参加型農園「JA農園」で、富士見町の落合保育園の全園児13人とサツマイモ掘りを行った。
「べにはるか」約50キロが収穫でき、大豊作。12月中に料理して一緒に味わい、食育に繋げていく。
同ブロックは2025年度、「地域の子どもたちの食育に役立てたい」との思いで、初めて同農園を借り受けた。5月下旬、0.7アールの区画に「べにはるか」50本定植。草取りをしながら生育を見守ってきた。
この日は、JAがオフィシャルパートナーを務める松本山雅FCの片山真人さん、同町のJA富士見町中央支所とJA管理部協同活動推進課の職員計4人も応援に駆け付けた。
園児は、畝間に入って作業開始。長さ30センチを超える大きなサツマイモもあり、掘り出すのに苦労する場面もあったが、大人と協力しながら余すことなく収穫した。
この日は、参加者皆で2本ずつ持ち帰った。残りで12月、サツマイモ料理をつくる計画だ。
年長の名取佑夏ちゃん(6)は「たくさん採れて楽しかった。干し芋にして食べたい」と嬉しそうだった。
塩沢千尋園長は「地域の皆様と交流いただける機会をいただけてありがたい。子どもたちのためにと育てていただいた気持ちを大切に、皆でおいしく食べたいと思います」と感謝を伝えた。
同ブロックの小林和佐副ブロック長は「子どもたちに楽しみながら土いじりをしてもらえてうれしい。他の野菜も来年は一緒に育ててみたい」と話した。