JA信州諏訪の生活関連子会社「株式会社あぐりライフ信州諏訪」は10月29日、諏訪市のパールライスセンターで精米機更新の修祓式を開いた。同社の小林昇社長ら同社員と施工業者計8人が出席。高品質米の安定供給に向けた施設として、安全に運営できるよう祈願した。
同センターの精米機の更新は、27年ぶり。新機械は、1時間で600キロを精米できる。環境にやさしい低電力のモーターを使用。これまで人手が必要だった作業も、自動的に調整・管理できる。
受け入れ品種は、管内産「つきあかり」「あきたこまち」「コシヒカリ」。同社営業課、管内のA・コープ店・夢マーケット店などで販売する。
この日は、宮司を務めた同社食品センターの上原登所長が祝詞を奏上し、塩とお神酒で精米機を清めた。その後、関係者が玉串を奉奠。小林社長が稼働のスイッチを押した。
その後、本稼働。社員2人が作業を行い、出荷用を専用パッケージに詰めた。年間通して営業日に2~4時間稼働する。
小林昇社長は「パールライスセンターは、金額に見合ったコメ供給が使命。今回導入したのは、技術あるメーカーの精米機で、コストパフォーマンスも良い。組合員・地域の皆様に喜んでもらえる施設として今後も運営していく」と決意を新たにした。