若手が成長できる農業基盤強化を

JA信州諏訪
地域振興計画を説明する森山代理
地域振興計画を説明する森山代理

JA信州諏訪原村営農センターは10月27日、富士見町のJA会館ふじみで「原村地区親元就農者・若手農業者懇談会」を開いた。親元就農者と若手農業者計21人、JA原村野菜部会部会長とJA花き専門委員会原村支部支部長、JA職員10人の計32人が参加。活発な意見交換が行われた。
同会は、2025年度で3回目。若手の力に期待し、生産者とJAが協力して農業振興に努めていくことが目的。
懇談会では、JA側から同センターの地域振興計画と進捗状況を説明。若手農業者向け支援として、JA信州諏訪組合員マイページを使った明細書等のデジタル化やJA職員との情報提供および共有の迅速化、担い手にかかわるJA補助事業の活用を話した。参加者とJAとの意見交換では、地域振興作物の確認や市場からの要望の取り入れ、今度の出荷体制について活発な意見が多く寄せられた。
同センターの森山直光課長代理は「農業振興に若手の力は必須。寄せられた意見を精査し、今後の営農事業に向けて取り組みたい」と話した。

MENU