課題を共有 トルコ栽培講習会

JA佐久浅間
栽培のポイントを学ぶ生産者
栽培のポイントを学ぶ生産者

JA佐久浅間は、トルコギキョウを花き重点推進品目の一つに位置付け、生産振興に力を入れている。生育に合わせて定期的に栽培講習会を開くなど、新規生産者の確保と育成に取り組んでいる。
JA花き専門委員会トルコギキョウ専門部は10月22日、課題を共有し、対応策や作型ごとに栽培のポイントを学び、安定生産につなげようと、佐久市のJA本所で栽培講習会を開き、生産者ら約30人が参加した。
JA担当者が今年度の生産・販売経過と来年度の作付け計画について説明。今年課題になった事項と対応策として、植え付けた苗数と出荷量の差は何が原因となっているか、土壌病害の発生率、高温対策、病害虫防除などについて来年度に向け説明した。「出荷率は栽培方法を見直せば向上する。一つ一つ確実な作業をすることが重要。今年を振り返り、来年の対策を考えてほしい」と呼び掛けた。
今年度は、6月下旬から出荷が始まり、9月末時点で約19万本を関東や中京方面に出荷した。

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