東御市立和小学校の2年生39人は10月23日、同校グラウンド東側の畑で、タマネギ苗の植え付けを体験した。食農教育の一環として、同市農業農村支援センター和地区推進委員会やJA信州うえだ東部地区事業部など地域の協力を得て毎年実施している。
タマネギのセル苗は、マルチを貼った畝に1本ずつ丁寧に植え付け、全部で2,200本の苗を植えじょうろやペットボトルで水まきを行った。
児童は「タマネギ大好き。3年生になって採るのが楽しみ」「苗を立つように植えるのが難しかった」などと感想を話した。
同委員会の白石文生委員長は「タマネギの成長を通して疑問をたくさん持ってほしい。疑問をたくさん持ち考え、みんなで協力して解決する力を養ってほしい」と話した。
収穫したタマネギは学校給食で提供されるほか、自宅へ持ち帰る。
同校では、6月上旬に2年生が種まきをした大豆を11月初旬に収穫し、乾燥後脱穀を行う。来年1月には、豆腐を作る予定。