JA信州諏訪女性大学院食農グループは10月9日、諏訪市のJA諏訪中央支所で、トマトベースの野菜ソースの作り方を学んだ。大学院生と職員計8人が参加。夏場にたくさん収穫できた野菜の上手な活用法を学んだ。
レシピは、地域のお年寄りから受け継がれているもの。毎年、女性部活動等でつくっており、参加者から「栄養たっぷりでおいしい」と好評だ。
材料のトマトは、大学院生が夏場に収穫し、この日のために冷凍保存しておいた。その他のタマネギ、ニンジン、リンゴも、各々持ち寄るなどして集めた。
調理は、2人1組で行った。細かく切った材料を鍋で煮た後、ミキサーにかけ、再び鍋に戻して調味料と共に煮詰めた。1時間ほどかき混ぜ続けると、とろみがついたトマトソースができあがった。鍋ごと冷水につけて粗熱を取った後、保存袋などに入れて1人2.5キロ分ずつ持ち帰った。
茅野市の田島さよ子さん(73)と原田千世さん(71)は「初めてつくった。野菜や果物がたくさん入っているのでどんな味がするか楽しみ。パスタやピザ、チキン料理に活用して食べるのが楽しみ」と話していた。