JA信州うえだ青年部と女性部は9月23日、今年度第3回となる親子農業体験教室「青年部の畑でみよう!とろう! たべよう!」を開催した。畑で体験しながら地元農畜産物について学ぶ食育教室や、地元農家やJAをより知ってもらうことが目的。子育て世代管内在住の親子18組62人が参加した。
当日は上田市にある青年部員の畑でブドウの収穫体験を行った。ブドウができるまでや収穫方法、美味しい食べ方などを教えてもらい、一家族3房を収穫した。
その後、同JAの農業資材倉庫で、女性部員と収穫したブドウを使って「フルーツポンチ」づくりを楽しんだ。また、試食中にはブドウを生産している青年部員へブドウについての質問コーナーもあり、子供たちの知的好奇心を引き出した。
参加者からは「農家さん目線からのお話が聞けて良かった」「巨峰のおいしさに改めて気づきました。たいへん美味しかった」「種のないブドウの作り方を初めて知った。子どもたちもよい体験になりました」と好評だった。
企画した両部長は「親子で一緒に体験することで農業や食への興味を持ってくれたらうれしい。今後も青年部と女性部が一緒に協力して農への関心を育む活動を多くの方と積極的にやっていきたい」と意気込みを語った。