清掃活動を再開 活動の輪が広がる助け合い組織の地域貢献

JAみなみ信州
丁寧に車イスの掃除をする会員ら
丁寧に車イスの掃除をする会員ら

JAみなみ信州助け合い組織にじの会高森支部は、コロナ禍により中断していた福祉施設での清掃活動を今年度から再開した。会員から再開の提案があり実現。活動に賛同した同JA女性部高森支部、フレミズメンバーも参加するなど以前より活動の輪が広がっている。
9月26日、にじの会会員、同JA女性部高森支部員、フレミズメンバー、同JA高森支所職員7人が社会福祉法人ジェイエー長野会特別養護老人ホーム「あさぎりの郷」(高森町)で今年度2回目の清掃活動を行った。今回は歯ブラシとタオルを使って車イスの清掃をした。細かな部品の隙間まで1台ずつ丁寧にこすったり拭き取ったりと1時間ほど作業した。
にじの会高森支部の唐沢ふみ子代表は「一度活動が止まってしまうと再開したり継続するのが大変だと思っていたが、新たなメンバーも加わり楽しく作業ができている。思い切って再開してよかった。喜んでいただけてとてもうれしい」と話した。
社会福祉法人ジェイエー長野会みなみ信州地域事業本部の渡辺千恵子本部長は「食べこぼしなどで汚れることがある中、職員だけでは車イスの掃除まで手が回らないので大変助かる。利用者も職員も気持ちよく過ごすことができ、ありがたい」と話した。
同支部では今後も3カ月に1度のペースで清掃活動を行う予定。
同JA助け合い組織「にじの会」は現在1,261人の会員がおり、健康づくりやふれあいの場として地域の方が集まり手芸や料理、健康教室や地域貢献などを各地域で行っている。

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