学校や行政施設に花を贈る より多くの人へ関心を 行政施設へ初寄贈

JA信州諏訪
湖東小学校で児童へアレンジメントと花を渡す小平組合長(奥中央)
湖東小学校で児童へアレンジメントと花を渡す小平組合長(奥中央)

JA信州諏訪は9月24・26日、10月2・7日、「食農・食育活動」の一環として諏訪地域の学校や行政施設、児童福祉施設等の計67施設に管内産の花きとフラワーアレンジメントを届けた。豊かな学校生活や花を見て癒されることを願い、女性部や青壮年部の部員がアレンジメントを作った。25年度は、管内産の花をより多くの人に興味を持ってもらうため行政機関へも贈呈した。
この活動は2020年度からの取組み。新型コロナウイルス感染拡大を受け、花きの需要低迷による生産者支援と児童・生徒へ花を見て豊かな学校生活を過ごすことを願い始まった。
4日間で、JA女性部員、女性部員、役職員らが計73基のアレンジメントを作った。管内産のキク、カーネーション、トルコギキョウ、スターチス、アルストロメリア、リンドウ、カスミソウをふんだんに使った。完成したアレンジメントはすべての施設へ届け、カーネーション約100本とトルコギキョウ約40本のセットを学校や児童福祉施設等へも届けた。
初日は6班に分かれ、茅野市、原村、富士見町、下諏訪町の小学校、中学校、高等学校と養護学校の計18校と行政施設1施設に届けた。茅野市の湖東小学校では、JAの小平淳代表理事組合長が代表の児童3人に寄贈した花の品種を紹介。専用の段ボールに詰めて市場へ出荷し、全国に流通していることも話した。
茅野市の湖東小学校の児童は「花を見て学校生活を頑張ります」とお礼の言葉を話した。
小平組合長は「この花は諏訪地域の農家が育てたもの。花は人の心を豊かにする。学校で飾ってもらい、花を見て頑張ってほしい」と願った。

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