梨オーナー収穫祭 家族で収穫を体験

JA上伊那
南水の収穫を体験するオーナー家族
南水の収穫を体験するオーナー家族

JA上伊那北部営農センターは9月27日と10月4日の2日間、梨オーナーの収穫祭を箕輪町で開いた。今年は県内外の26組が「南水」を契約。園地を訪れて、5月に選んだオーナー区画に実った梨の収穫を楽しんだ。
オーナー制度は、消費者に農業を身近に感じてもらうことが目的。園主の高齢化で管理が難しくなった園地を活用し、20年以上前から毎年開く。とれたての果実が楽しめると好評で、再契約者は9割を占める。5月の開園祭では、選んだ区画の袋かけ作業を体験し農業に触れた。
今年の生育は、夏場の高温の影響で約1週間早まった。区画によっては日焼け果の発生や小玉傾向が心配されたが、糖度の高い仕上がりで品質も良好だ。
27日にはオーナー18組が参加し、家族らと協力しながらコンテナいっぱいに梨を収穫して楽しんだ。同町と東京都から4世代で参加した家族は「5年前くらいから毎年来ていて、家族が集まるきっかけにもなっている。今年はひ孫も大きくなって収穫作業ができるようになり、昨年以上に家族みんなで楽しめた」と話した。

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