JAグリーン長野花き部会トルコギキョウ専門部は9月20日、長野市篠ノ井の東部青果物流通センターで抑制作型トルコギキョウ出荷目揃い会を開き、販売情勢や出荷規格を確認した。
販売担当者は販売情勢について「前半の季咲きトルコギキョウは病害などの影響で計画数の出荷ができなかったが、後半の抑制作型トルコギキョウは計画数の出荷を期待したい。単価も徐々に上がってきている。出荷規格を確認してグリーン長野であればどの箱を開けても品質が安定してそろっているということが市場の評価につながってくる。みなさんの足並みをそろえて後半もしっかりいい花ができるようにご協力を」と呼びかけた。
営農技術員は「朝の気温が15度を下回る日が出てくると、花の咲き方が鈍くなってくる。そろそろ、ハウスの保温を視野に入れてほしい。虫の発生が多いので薬剤防除の方も万全にお願いしたい」と伝えた。
開会にあたり武田佳信専門部長は「ここまで育ててきて最後の追い込みです。値段も高いということで意欲も出てくると思う、出荷をがんばりましょう」とあいさつした。早く定植されたもので9月6日から出荷され、今後10月中旬から下旬にかけてピークを迎える予定。8万本の出荷を計画している。