第6回親子青空教室 手作業で稲刈り

JA上伊那
稲刈り後にハザ掛けをする子供
稲刈り後にハザ掛けをする子供

JA上伊那美篶手良支所と美篶青少年育成会、美篶公民館、伊那市立美篶小学校は9月21日、伊那市の同支所管内で今年度6回目となる親子青空教室を開いた。教室には8世帯が参加し、稲刈り作業とポップコーン用とうもろこしを収穫した。
教室は4団体が協力し、子供たちが栽培や収穫などの農業体験を通して農業の面白さや大切さを知り、心豊かに育ってもらいたいと年8回計画している。
この日は、6アールの圃場でコシヒカリを手作業で刈り取った。1回目の田植え作業は雨天中止となったため、JA職員らが5月17日に苗を植えて栽培を管理。稲刈り前日の降雨で水滴の付いた稲を、子供たちはザクザクと音を立てながら一生懸命に刈り取り、2段に分けてハザ掛けをした。
その後、畑へ移動してポップコーン用とうもろこしを収穫。親子で協力しながら収穫し、1人2本ほどを自宅へ持ち帰って、約1カ月間干してからポップコーンにして味わう予定だ。参加した子供は「稲刈り作業と収穫ができて楽しかった。ポップコーンにするのが楽しみ」と笑顔を見せた。
同公民館の宮下徳雄公民館長は「大勢の方が事前に準備をしてくれて大変ありがたい。今後収穫するサツマイモの葉も青々と育ってきていて、来月も楽しみだ」と話した。
次回は10月25日に落花生とサツマイモの収穫をして、焼き芋大会を行う予定だ。

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