もも・ネクタリン 来年に向けて秋季剪定

JAグリーン長野
剪定する枝を確認する部会員
剪定する枝を確認する部会員

JAグリーン長野もも部会は9月11日・12日、もも・ネクタリン秋季剪定および園地管理講習会を管内14会場で開いた。ももの収穫を終えたばかりだが、来年の収穫に向けて今から準備が必要。12日の会場となった長野市篠ノ井の部会員のほ場には、部会員11人が集まった。
秋季剪定は、樹勢の強い樹を落ち着かせる効果があり、落ち着いた樹では、糖度の高い良質なももが生産でき、生理落下の防止効果がある。明らかに必要のない太枝・徒長枝などを切り、風通しを良くし光が入るように、防除の薬液がかかりやすくなるように切ることを伝え、実演した。切りすぎると凍害を発生させる恐れがあるため、注意するよう呼びかけた。
部会員は「講習会を聞くと、園の見方がまた変わる。今日の講習を参考に剪定を進めたい」と話した。

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