JA葬祭諏訪は9月20日、茅野市のJA虹のホールたまがわで、彼岸の入りに合わせて「虹のお花市」を開いた。多品目をミックスして束にし、特別価格で販売。先祖に思いを馳せ、地元の花をお墓や仏壇に供えようと、多くの人が買い求めた。
諏訪地域のJA虹のホールで、切り花を販売するのは初めて。JA虹のホールたまがわは2025年7月にリニューアルオープンした。今回は、リニューアル記念の一環。高品質の花を取り揃え、新しくなったホールの見学や雰囲気を感じる機会にしてほしいという思いで企画した。
輪ギク・カーネーション・スターチス・小菊など約6本を1束にして販売。朝7時からJA機関誌「月刊JA’s民」や地元新聞広告を見た人が訪れ、大盛況のなか完売した。
茅野市の男性(70代)は「お墓参り用と知人に届ける用で購入した。ホールはとてもきれいになって設備も使いやすい。落ち着いた葬儀ができそうだ」と満足していた。
同ホールの中島博光所長は「多くの方に花をご購入いただき、ホールも見学いただくことができた。今後も、地域の皆様に寄り添って事業を展開していく」と話した。