JAグリーン長野特産果樹部会なし専門部は9月15日、「南水収穫出荷講習会・目揃い会」を開いた。管内2会場で行い、合わせて23人が参加。12日から集荷が始まったことに合わせて、出荷方法や収穫、出荷基準について確認した。9月4日には長野市真島町の部員のほ場で収穫講習会を開き、収穫近くなった果実を見ながら収穫の適期を確認した。
同町の真島フルーツセンターで行われた会場には10人が参加した。生産者は、自園のなしをそれぞれ持参し、営農技術員が重量・糖度・硬度・色をはかり出荷基準と確認した。生産者は、糖度などをはかったなしを、お互いに大きさや糖度、硬度を比べたり、日焼けの程度などを確かめあった。営農技術員は、「最近の夕方の強風により傷や擦れがある。日焼け果も多いが過熟でなければ気にせず出してほしい」と伝えた。