JA信州うえだと東御市は9月19日、東京都中央卸売市場豊洲市場(江東区)の東京シティ青果で、東御市産ブドウのトップセールスを実施した。この取り組みは全農長野との連携により、販路拡大と安定的な価格の確保を目的としている。当日はJAや東御市、関係者ら8人が参加し、首都圏の仲卸業者に向けて地元産ブドウの魅力をアピールした。
セールスでは、掛川卓男副市長と眞島実組合長が、東御市産のナガノパープル、シャインマスカット、クイーンルージュ?について説明。特にシャインマスカットは試食も提供され、仲卸業者らがその食味や仕上がりの良さを実感した。
眞島組合長は「今年は自然災害の影響がなく、順調に生育した。気温が高かったため糖度の乗りが良く、各種ブドウや伝統の巨峰がすばらしい仕上がりとなっている」と品質の高さを強調。また、「若手生産者の育成を進め、生産者、行政、JAが一体となり施設化にも取り組んでいる。今後とも安定的な供給を行うので、皆様には取引の拡大をお願いしたい」と呼びかけた。