防災・減災のために日頃の備えを学ぼう

JA信州うえだ
災害への備えを熱心に学んだ学習会
災害への備えを熱心に学んだ学習会

JA信州うえだ女性部真田支会は9月16日、上田市のJA信州うえだ真田支所で学習会「防災学習~身近にあるアブナイに備えよう!~」を開いた。支会員21名が参加して、日頃の備えや災害が起きたらどう行動するかを学んだ。
「防災の日」ではじまる9月に、防災・減災を考える機会にしようと企画。冒頭で同支会の久保町子支会長は、「身の回りからできることを学び、家族や地域の方にも伝えていきましょう」と呼びかけた。
講師には、「上田防災研究所たんぽぽ」の代表で防災士の西藤直義氏を迎え、「災害に備える~他人事とは言っていられない 想像を超えた自然災害にどう対応する~」と題して講演を行った。過去の災害現場の事例を交えながら、最低でも3日分の水と食料を用意することや、車の燃料は常に半分以下にならないように補給しておく、常備薬は4日分は手元にあるようにしておく、笛をお風呂やトイレの手が届くところへ置いておくなど、たくさんのポイントを紹介。「物置に保存野菜や漬物、味噌などがあるのは農家の強みです」とも話した。最後に、「こうした防災学習会で集まり、いざという時どう行動するか繰り返し話し合うことも大事だし、助け合うためには普段から地域の仲間と仲良くしていることがとても重要」と訴えた。
参加者は、「とてもわかりやすく具体的に教えてもらえたので、すぐに備えようと思う」と、さっそく防災意識を高めていた。

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