JAフェスティバルが大盛況 11月まで9会場で開催

JA信州うえだ
生産者と会話し笑顔でブドウを買う来場者
生産者と会話し笑顔でブドウを買う来場者

JA信州うえだでは、地域とともに収穫を祝い、地元産農畜産物のおいしさを楽しむとともに、食と農の大切さをPRするイベント「JAフェスティバル」を開催中だ。20日には、東部・上田東・西部・塩田の管内4会場で同時開催し、生産者が対面販売するブドウなどの旬の農畜産物をもとめ、多くの来場者で賑わった。
今年は、8月31日に上田市交流文化芸術センターサントミューゼで行った「踊り大会」を皮切りにスタート。地区会場は9会場で、農畜産物の販売のほか、エーコープマーク品などJA取扱品の販売、農業機械・自動車の展示、JA職員がつくる子ども向けけコーナーなど、会場ごとにさまざまな企画を用意。また、生産部会や青壮年部、女性部なども参加して、ともにイベントを盛り上げる。
20日に、巨峰の王国まつりと同時開催した東部会場では、特産のブドウ販売テント前に県内外から訪れた来場者が開会前から長い列を作った。朝4時に自宅を出て並んだという東京都からの家族は、「こちらのブドウはすごくおいしくて一度食べたら忘れられず、毎年来ている」と笑顔で話した。また新潟県から訪れた夫妻は、「地元でもブドウは作っているが、こちらのブドウは甘みはもちろん食感からして違う。張りがあって弾むような感じなんだよね」と口を揃えた。
また、上田東会場では、9月5日に台風や竜巻で大きな被害を受けた静岡県のJAハイナンへの義援金を募った。両JAは友好JAとして交流しており、この日もJAハイナン職員が特産の茶の販売で参加していた。集まった義援金は、当日会場で同JA職員へ手渡した。
JAフェスティバルは今後、10月12日に菅平会場、18日に真田会場、11月8日に丸子会場、22日によだくぼ南部会場と続く。

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