高品質・安定供給をめざして 秋作葉洋菜類目揃会を開催

JA松本ハイランド
見本を手に取り出荷規格を確認する生産者
見本を手に取り出荷規格を確認する生産者

JA松本ハイランド野菜部会は9月9日、同JA今井支所で秋作葉洋菜類目揃会を開き、生産者ら60人が出席した。秋作のキャベツ類やレタス類、ブロッコリー、カリフラワーなど葉洋菜類の出荷最盛期にむけて、規格の統一や販売情勢の共有を図った。
同部会葉菜洋菜専門部の山本浩貴専門部長はあいさつで「出荷が本格化しているところではあるが、集中豪雨など異常気象の影響で全国的には流通量が減っている。こうしたなか、当産地は圃場管理を徹底し安定生産、安定供給に加えて高品質で安全安心な農産物を出荷していこう」と呼びかけた。
目揃会では、農産物の安全安心対策の徹底や荷受け予定を説明。また、今後も厳しい残暑が続くことや、一時的な大雨、強風も予想されることから、排水対策など栽培管理の徹底を呼びかけた。
品目ごとの分科会では、それぞれの出荷規格について詳細に説明した。防除面についてレタス類では腐敗病や軟腐病などに、はなやさい類では黒すす病や黒斑細菌病などに特に注意するよう呼びかけて、部会全体での品質向上にむけて規格の統一を図った。
同JAでは葉菜で販売額23億8,700万円、洋菜で29億9,500万円を計画している。

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