本格派左腕の宮島右京さん 県代表として3年連続で国スポ出場へ

JAあづみ
3年連続で国民スポーツ大会県代表に選ばれた宮島さん
3年連続で国民スポーツ大会県代表に選ばれた宮島さん

JAあづみ三郷支所共済普及課の宮島右京さんは(30)はその実力と安定した成績が評価され、3年連続で国民スポーツ大会軟式野球競技の長野県代表に選ばれた。競技は滋賀県内の6つの野球場で10月4日~7日の日程で開催。初戦は4日、鹿児島県の代表チームと対戦する。
宮島さんは勤務後の限られた時間の中で週2~3回の筋力トレーニングや、所属する社会人クラブチーム「FREE TIBET」での実戦、8月末から毎週日曜日に「チーム長野」で行われている、強化練習に取り組みながら大会当日に向けて調整を進めている。
宮島さんはお兄さんの影響もあり小学2年生の春から、地元のリトルリーグで野球を始めた。中学・高校・大学まで硬式野球を続け、2018年4月に入組。同JA野球クラブに所属しながら社会人クラブチームにも所属し実戦経験を積み重ねている。入組当時、130キロ前半だった最高球速も今では145キロにまで到達。県代表との情報交換や動画配信サイト「YouTube」を活用するなど練習方法にも工夫を凝らし、直球を軸に要所で冴える制球力が光り、チームの大きな戦力となっている。
宮島さんは「自分の力を最大限発揮できるよう、当日に照準を合わせ万全の状態で試合に臨みたい」と意気込んだ。
宮澤英樹支所長は「本当に素晴らしい球を持っており、尚且つ鬼メンタルの持ち主。
宮島君がマウンドに立つ姿は圧巻で、活躍を期待したい」と語った。

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