JA信州うえだ女性部真田支会は8月30日、JA真田地区事業部の長研修センターで、今年度4回目の「フレッシュミズ講座」を開いた。今回は、講座参加者の要望で、旬の地元産トマトをたっぷり使った「トマトソース」作り。フレッシュミズ世代の女性とその子どもたち9名が参加して、調理を楽しんだ。
真田支会のフレッシュミズ講座は、開催のたびに地域へ向けて募集をかけるため、リピーターはもちろん初めて参加する女性など、毎回顔ぶれに変化があり、同世代の輪づくりの場にもなっている。
この日は、管内産加工用トマトを使用し、味付けは塩、コショウだけのシンプルなソースに挑戦。トマトを切ってミキサーにかけ、油で炒めたニンニクと一緒に40分ほど煮詰め、バジルで風味をつけて塩・コショウで調味し、完成した。子どもたちも切ったり煮詰めたりの工程を手伝った。
さっそく、できあがったソースを焼きナスにかけて試食した参加者は、「トマトの味が濃くておいしい!」「焼きナスにもすごく合っている」と喜び合い、子どもたちもトマトソースをたっぷりかけてほおばった。
同支会の久保町子会長は、「たくさん採れる旬の野菜を加工するのは、一人では手間でも、みんなでおしゃべりしながらだとあっという間。フレミズ活動を通じて安全安心な食卓づくりを子ども達にも伝えていってほしい」と、笑顔で話した。
次回のフレッシュミズ講座は、参加者から「やってみたい」とリクエストが多かった、米粉料理を予定している。