心静かに写経体験 JA虹のホールで2回目の開催

JA信州諏訪
集中して写経に取組む参加者
集中して写経に取組む参加者

JA信州諏訪子会社の株式会社あぐりライフ信州諏訪と株式会社長野エーコープサプライは8月30日、諏訪市のJA虹のホール諏訪湖で写経体験会を開いた。24人が参加。富士見町の瑞雲寺の根田泰聖住職を講師に招き、写経と般若心経の心得を教わった後、お香の焚かれた部屋で心静かに般若心経を書写した。
ホールの日常的な活用、葬儀の際、各種特典を受けられる「かりん虹の会」のPRを目的として、組合員や地域住民を対象に開き、今回で2回目。
根田住職は「仏教には、心を穏やかにする修行がある。それを皆さんにも体験してほしい。写経は心の栄養。心に集中力が生まれると、色んな困難を乗り越えられる。1字1字ゆっくり味わいながら書いてほしい」と伝えた。
参加者はまず、根田住職とともに般若心経を唱えてから、約1時間、経を書き写した。スラスラと筆を進ませ、般若心経をすべて書写し終える参加者もいた。最後に、写経をした目的や先祖への思い、願いごと、名前を記した。
参加した女性(54)は「写経は初めて。穏やかな時間が過ごせた。心が清らかに、浄化された気持ちになった。また参加したい」と話した。

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