諏訪市の矢ケ崎岩男さん(77)は9月2日、水稲品種「あきたこまち」を皮切りに2025年の稲刈りをスタートさせた。コンバインで黄金色の稲を手際よく刈り取り、同市のJA信州諏訪文出ライスセンターに持ち込んでいる。
今年は天候がよく、例年より1週間ほど前倒しで作業が進んでいる。豊作を願い、大安のこの日から収穫開始。まず、20アールの田んぼで、「あきたこまち」計1.44トンを刈り取った。
9月中旬までに、「あきたこまち」2ヘクタール、「つきあかり」14ヘクタールの収穫を終える計画だ。
矢ケ崎さんは「カメムシが心配だが、品質は良好だと思う。新米を待ち望んでいる人の声も届いているので、おいしいお米を食べてもらえるよう、作業に励みたい」と話した。