青壮年部 研修ほ場で川中島白桃収穫

JAグリーン長野
樹を囲んで話す部員ら
樹を囲んで話す部員ら

JAグリーン長野青壮年部川中島支部は8月19日、長野市川中島町の支部が管理するほ場に8人が集まり、川中島白桃の収穫を行った。青壮年部が長野県一の生産量を誇るモモの産地の振興のために、栽培品種の選定や栽培技術の研究に向け、同じ作物を栽培する部員同士で技術・情報共有をはかり、技術を高めるための試験的なほ場として管理しており、6年ほど前から取り組んでいる活動。
6日前に果実袋を外した4本の木から川中島白桃を収穫。過熟が多い、色付きが悪いなど実態を確認。それぞれ部員のほ場の状況や、地域全体の状況なども話しながら、樹の仕立て方、かん水や防除など作業の適期について話し、今後への課題や情報を共有した。部員のひとりは、「自分のほ場ではできないこともこのほ場があることで、仲間といろいろな品種を比べたり、栽培の提案をしたりできる」と話した。支部では、続く黄金桃やさくら白桃の収穫、収穫後の管理も行い、これからも技術の向上、品種提案につなげたいと考えている。

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