信州うえだ産コシヒカリ収穫スタート 高温乗り越え豊作を期待

JA信州うえだ
コンバインで稲刈りを進める
コンバインで稲刈りを進める

JA信州うえだ管内で8月28日、主食用米「コシヒカリ」の稲刈りが始まった。上田市塩田地区の小林農園では、この日コンバイン2台を使い1.1ヘクタールの収穫を行った。当日の朝、稲刈用のコンバインやトラック、精米施設に塩とお神酒を捧げ、作業の安全と豊作を祈願する出発式を行い、作業を開始した。
9月中に約50ヘクタールの収穫を進める。
小林農園代表の小林好雄さんは「暑い日が続いたが、こまめな水管理や病害虫の防除など対策をおこなってきた。順調に生育し、例年並みの良い作柄となった」と話す。
同JAでは、9万俵の出荷を目指す。9月中旬からコメの品質検査を行い、スーパーの店頭には10月中旬から新米が並び始める予定。
同JA塩田地区事業部営農課の小林正徳課長は「今年も猛暑が続き、生産者は栽培管理に苦労してきた。安全・安心でおいしいお米が今年もできたので、たくさん食べていただきたい」と話した。
25年産米は6月中旬からの高温の影響で生育が早まり、例年より早めの適期刈り取りを呼びかけている。

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