出荷時のひと手間でさらにブランド力向上へ

JA信州うえだ
真剣に説明を聞く生産者
真剣に説明を聞く生産者

JA信州うえだ菅平農事振興組合は8月25日、ハクサイの出荷最盛期を前に上田市の菅平第一集荷所で2025年度菅平地区ハクサイ出荷査定会を開いた。出荷者35名のほか、同JA役員や全農長野、市場関係者が参加した。
同地区は、標高1200~1400メートルの高原地帯で、主にレタス・ハクサイなどの葉物野菜の栽培が盛ん。今年のハクサイの出荷は、8月から11月初めごろまでで、9月から10月中旬が最盛期となり、年間約20万ケース(1箱15㎏換算)を見込んでいる。
この日はまず、JA全農長野の担当者が県内産野菜の販売情勢や他産地を含めた今後の見通し、生産販売上の課題などを説明。さらに、5つの市場の関係者は、現在の市場動向をはじめ、「当地産の品質の高さから、バイヤーから『菅平産が出たらすぐに入れてほしい』という要望がある」「菅平ブランドはすでに高く評価・認知されているが、しっかり供給してさらなるブランド力強化を」など、同地区産の生産物に対する評価や期待、要望を伝えた。生産者は、終始真剣に耳を傾けていた。
また、JA営農技術員から、出荷規格の説明のほか、箱詰め時の玉の向きや葉芯の位置を揃えるなど、さらにブランド評価を上げるポイントとして出荷時のひと手間を依頼した。
菅平農事振興組合の小林昭組合長は、「高温が続くなどさまざまな厳しい状況の中でも、組合員は高品質栽培に向けてがんばっている。さらに、出荷時のひと手間で市場の評価を上げて、産地を盛りあげていきたい」と、意欲を見せた。また、「管内スーパーにも出回るルートができた。地元のみなさんにも菅平高原産野菜が目に留まった時にはぜひ食べてほしい」と笑顔で話した。

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