JA信州諏訪は8月12日、諏訪市の本所で2026年版オリジナルカレンダー選考会を開いた。諏訪地域在住の19人(うち新規応募者4人)から計79点の作品が寄せられた。小平淳組合長ら6人の選考委員が大賞6点、佳作4点、組合長特別賞1点を選んだ。
テーマは「残したい・伝えたい、農のくらし・信州諏訪の四季」。管内の現存する農業や農作業、諏訪地域の四季を題材として2023年8月以降に撮影した写真を募集した。
大賞作品は、原村の八ヶ岳農業大学校内の色鮮やかな花畑、雪化粧した牧場、夕暮れ時の岡谷市内の田んぼと街並みなどが選ばれた。
佳作は、雨上がりの田園にかかる大きな虹や、収穫間近の輝く稲穂、代かき中の田んぼと富士山など。
組合長特別賞は、青空と山々、力強く伸びる緑の稲の色の境界線が美しい作品だ。
大賞作品は2カ月ごとにページに大きく配置し、佳作作品は表紙に使用。組合長特別賞は第22回通常総代会資料の表紙にする予定。
小平組合長は「毎年多くの応募をいただき、大変ありがたく思う。諏訪に住んでいる人も都会で暮らしている人にも心温まるカレンダーをお届けしたい」と話した。