盆花市 管内5会場で賑わう

JA上伊那
購入した花束を受け取る来場者
購入した花束を受け取る来場者

JA上伊那管内では8月9日から13日の5日間、管内の支所や直売所など5つの会場で盆花市が開かれた。菊やアスターなどの様々な花が並び、販売開始時間前から長蛇の列ができるなど、多くの来場者で賑わった。
盆花市は、地域貢献活動を目的に管内の各会場で行っていて、毎年売り切れになる程来場者からは好評だ。
12日には、宮田村のJA宮田支所構内で盆花市が開かれ、午前7時の販売開始に合わせて午前6時前から花束作りの準備が始まった。花束には、宮田村壮年連盟の会員が種を蒔いて育苗し、JA上伊那宮田支所生活部会の部会員が育てたアスターや菊、シマガヤ、オミナエシなどの約7品種を使用。今年は、種の蒔き方を変更したことで発芽が良く、順調な生育となった。
当日は、40人程で約300束の花束を作ったほか、1本からでも購入できるようにユリなども販売。降雨の中だったが、早朝から多くの来場者が列をつくり盆花は開始2時間ほどで売り切れ、来場者らは地元産の花で先祖を迎える準備をした。また、当日販売のほかにも事前予約を受けた新盆用の花束も販売し、今年は昨年から予約数量が増え、過去最多の64束を各家庭に配達した。
同連盟の浦野賢司委員長は「降雨の中でも多くの来場者が並んでくれ、事前予約の数量も増えて嬉しい。今年も笑顔で花束を購入してくれる来場者の姿を見られてとても安心した」と話した。

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