七夕イベント 今年も浴衣姿で出迎える

JA上伊那
浴衣姿で来所者を出迎えるJA職員
浴衣姿で来所者を出迎えるJA職員

JA上伊那伊那支所とJA西箕輪支所は今年も、顧客満足度(CS)向上を目指す取り組みとして七夕イベントを行った。旧暦の七夕である8月7日に合わせて、JA職員が浴衣や甚平姿で来所者を出迎えた。支所には、願い事が書かれた天の川や笹なども飾られ、来所者を楽しませた。
同支所では、「組合員及び地域利用者に満足してご利用いただくにはどうしたらよいか」をテーマにCS活動を定期的に実施し、支所に訪れたくなるような催しを計画している。
浴衣営業は5年目の取り組みで、毎年1日限定で開催。今年は、窓口担当者を中心に11人が浴衣や甚平姿で対応した。来所者からは、普段とは違う装いに驚きながらも「支所の雰囲気が明るくなり、季節感もあっていいね」と好評だ。
JA伊那支所に飾られた天の川は、伊那市立伊那西小学校の児童や教員の願い事が書かれた星形の折り紙を、JA職員が天の川に見立ててパーテーションに飾り付けたもの。願い事は同支所が同小学校へ依頼し、全校児童約70人や教員らが折り紙に「戦争や地震が起きませんように」「世界一の空手選手になれますように」などと書いた折り紙が飾られた。また、年々範囲が広がり児童の保護者や来所者なども願い事を書いて笹に飾り付けた。
同支所の平嶋真金融課長は「近所の子供たちが大人になっても、こうしたイベントを思い出して支所を利用してくれたら嬉しい。今後も、組合員や地域利用者に喜ばれるイベントを企画し、継続していきたい」と話した。

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