ＪＡ信州諏訪野菜専門委員会は８月１日、富士見町のＪＡ富士見町営農センターでスイートコーン出荷査定会を開いた。同町の生産者１０人が参加。出荷最盛期に向け目揃えを行い、適期収穫に努めることを確認した。
管内は２０２５年度、イエローコーン・バイカラーコーン・ホワイトコーン・氷詰めイエローコーンの出荷を計画している。最盛期は８月中旬頃を見込み、出荷は１０月末頃まで続く。
同営農センターの小林基隼営農指導員が栽培・管理の注意点や出荷規格を説明した。イエローコーンとバイカラーコーンの収穫は、絹糸が抽出してから約２３日間後が目安。包皮を剥ぎ取って根元から先端までの登熟具合を確認し、適期収穫かを判断する。
同委員会野菜専門部事務局の木村百花営農指導員は「今夏は高温で推移している。刈り取りが遅れると生育が進み、しなびが入る可能性がある。定期的に様子を見ながら出荷作業を進めてください」と呼びかけた。