JA信州うえだ女性部上田支会は8月8日、同JA本所で「フレッシュミズ講座」を開いた。フレッシュミズ世代の女性とその子どもたち9名が参加して、旬の地元産トマトをたっぷり使った「トマトソース」など3品の調理を楽しんだ。
同支会の「フレッシュミズ講座」は、地域に住むおおむね45歳までの女性が集う機会をつくり、食や農業について学ぶとともに、同世代での仲間づくりや、リフレッシュする時間につなげてほしいと、年1~2回開催している。講座を通してJAや女性部を身近に感じてもらいたいというねらいもある。
この日は、子どもたちも一緒に参加してもらおうと学校の夏休み期間に設定。JAくらしの活動相談員や生活活動サポーターを講師に、女性部役員が手伝いながら調理した。
「トマトソース」のほか、エーコープマーク品のほめられ酢を使った「そうめんのさっぱり炒め」「ティラミス」にも挑戦。「トマトソース」は、たくさんのトマトを切ってミキサーにかけ、ザルでこしてから鍋に入れて火にかけて、煮詰めた。刻んだ青ジソを加えたり、調味料を加えて、瓶に詰めて完成した。また、子どもたちが楽しみにしていたのがティラミスで、ハンドミキサーを使って生クリームを泡立て、ほめられ酢と砂糖を加えたところで味見をすると、「おいしい!」と歓声が上がった。
子どもたちも切ったり、量ったり、混ぜたり、煮込んだりとしっかり調理を担当し、できがった料理に「すごくおいしくできた!」と満足げな笑顔。なかには、「今日はおじいちゃんの誕生日だから、帰ってティラミスを作ってあげるんだ」と、張り切っている子もいた。女性たちも、「トマトソースは買ったことしかなかった。家で作れるレシピを教わることができ、来て良かった」「ほめられ酢でティラミスができるなんて驚いたが、簡単でおいしい」と、会話が弾んでいた。
また、講座中は女性部役員やJAスタッフが小さな子どもたちの面倒もみており、初めて参加した女性は「下の子の面倒をみてもらえたので、今日は上の子と一緒に調理をすることができて、とてもありがたかった。次回も参加したい」と、うれしそうに話していた。