JAグリーン長野は長野市稲里町にある更北支所で8月10日、「ふれあい朝市」を開催した。グリーン長野が、組合員や地域住民との関係の維持・強化を目的として、各地区・支所等を拠点として行う「ふれあい協同活動」の一環で、更北支所での朝市の開催は初めての取り組み。更北地区は、農地と市街化地域が入り組み、准組合員が多く在住する地域。JA・生産者と地域住民の交流する場を設け農業への理解を得る取り組みとして、今回の朝市を企画した。
農産物や加工品を販売する9店舗の出店があり、それぞれ自身が育てたももやぶどう、野菜、花などを販売した。出店者は、訪れた組合員や地域住民へ商品の話をきっかけに会話をたのしみ、PRした。
朝市開催に伴い、来場者には「国消国産」や「JA組合員」に関する周知状況のアンケートを実施し、PR活動を行った。「知っていますか?国消国産」の質問には「知っている。いつも国産を確認して購入している」と意識している回答や、首を傾けて「地産地消とは違う?」と考える姿もあり、パネルを用いて「国消国産」について説明した。JAは今後も地域との絆の強化をめざし、協同活動に取り組むとともに、国消国産の周知に努める考えだ。