おいしい小玉スイカを市場へ 収穫日の確認を

JA信州諏訪
試し切りした小玉スイカの糖度を測る職員
試し切りした小玉スイカの糖度を測る職員

JA信州諏訪は8月1日、原村のほ場で「小玉スイカ栽培現地指導会~収穫(試し切り)編~」を開いた。2025年度最後の現地指導会で、生産者ら11人が参加。糖度を確保し、良質な小玉スイカ(ピノガール)を収穫するポイントを学んだ。
講師は、営農部営農企画課農業振興係の三浦一英係長が務めた。出荷要領をもとに、収穫のタイミングと必要資材について説明。果実中心で12度以上の糖度を確保するため、交配後の積算温度の確保や降雨時には収穫しないことなどを注意喚起した。出荷時は専用の段ボールに小玉スイカを入れ割れないように保護材を詰めた後、ピノガール専用シールを張ることを確認した。
その後、試し切りした小玉スイカを参加者で試食し、糖度12度の味を確認。参加者は、「甘い」「おいしい」などと話し、収穫の参考にした。
参加者の林隆史さん(64)は「小玉スイカの日焼け防護が大変参考になった。学んだことを活かして、来年の栽培も頑張りたい」と話した。

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